ジッポにとってヒンジは蓋のぐらつきだったり、開閉時の気持ちのいい「キンッ」という音だったりに関わっている重要なパーツです。
お気に入りのジッポをずっと使い続けるには交換必須の部品ですよね。
ただ、初心者には交換方法や入手方法の分からないパーツの一つだと思います。
この記事ではヒンジピンの交換メリット、ヒンジピンはどこで買うことができるのか
そして最後にヒンジピンの交換方法を写真付きで分かりやすく解説していきます。
この記事を見ながらヒンジピンの交換をしてみて下さい!
目次
Zippoのヒンジピンとは
Zippoについてあまり詳しくない人用に説明いたしますと、ジッポの外側のケースの蓋部分と本体とをつなぐ蝶番の部分、これをヒンジと言います。
そして、このヒンジは1本のピンによって滑らかに動くようにつながっています。
このピンのことをヒンジピンと言います。
ヒンジピンはジッポを何度も開け閉めするとすり減っていってしまい、これが蓋がぴったりと閉まらない、蓋がぐらつくなどの原因になっています。
かなり消耗が激しく壊れやすい部品ですので、定期的に交換してメンテナンスしたい部品の一つです。
Zippoのヒンジピン交換のメリット
- 蓋がカタカタと横方向に動くこと(ぐらつき)を修正できます。
- 蓋の開閉時の「キンッ♪」という音がよく鳴るようになります。
- 蝶番をきつくすることによって蓋が半開きになるのを防げます。
Zippoのヒンジピンの売ってる場所
ヒンジピンを買うことのできるAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングページ
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Zippoのヒンジピンの交換・修理方法
ここからはヒンジピンの交換方法を解説していきます。
なるべく100均(ダイソー)で買える工具のみで作業していきます。
Zippoの自己修理は完全自己責任でお願いします。
用意するもの
交換したいZippo |
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交換用のヒンジピン |
ペンチ(100均) |
木槌(100均) |
1.2 mmマイナスドライバー(100均) |
ヒンジの穴は直径約1.2 mmなのでドライバーはそれより細ければ代用可です。
ケースを傷つけないために金槌より木槌がベターです。
交換手順
・まずはジッポのインサイドユニット(中身)を取り外します。
・空になったケースの蓋を90°開けて置きます。
・1.2 mmマイナスドライバーをヒンジの穴にあてます。穴の径が1.2 mmなので1.2 mmのドライバーだとちょうどいいのです。
・ドライバーの持ち手側を木槌でやさしく叩き、ピンを抜いていきます。
このとき叩く力はピンが抜ける最小限の力で少しづつ抜きましょう。
強い力で叩いてしまうと、ヒンジが曲がったり折れた破損したりしてしまいます。
このぐらいピンが抜ければ十分です。
・次に蓋を閉じてペンチでピンをつかみ、グリグリ回しながら、まっすぐピンを引き抜きます。
・ピンが抜けると蓋が上下に分かれます。これでピンを抜く作業は完了です。
次に新しいピンを入れる作業です。
いきなり2つの蓋を合わせてピンを入れるのは難しいので、ピンを入れるコツを紹介します。
下の画像のように上蓋の外側の穴にのみピンを軽く差しておきます。
これによってピンが自立してくれるのでピンを押さえる必要が無くなります!
これはペンチでピンをつかんで穴にまっすぐグリグリやれば簡単に刺さります。(刺しすぎ注意です。一番外側の穴にのみ刺してください。)
・ピンを外側の穴に刺したらケースをぴったりと合わせてしっかり固定します。
・ピンを木槌でまっすぐやさしく叩いて少しづつ入れていきます。
このとき叩く力はピンが入る最小限の力で少しづつ叩きましょう。
強い力で叩いてしまうと、ヒンジが曲がったり折れた破損したりしてしまいます。
また、ケースを傷つけないためにピンのみを叩くようにしましょう。
・ある程度ピンが入ったらマイナスドライバーを使って左右の入り具合を調節してください。
・最後にインサイドユニットを戻したら完成です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はヒンジピン交換のメリット、ヒンジピンはどこで買えるのか、ヒンジピン交換の手順を解説しました。
ヒンジピンはジッポの中でかなり消耗のある部品です。
逆にヒンジピンを交換すればお気に入りのケースを再び長年使ってあげることができます!
お気に入りのジッポをメンテナンスしてぜひ長いこと使ってあげてください!
では、皆さん良きZippoライフを!
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